
のどかな風景がスタッフ一同に癒しを・・・ |
窓の外に大きく見える山々と、緑が広がる田んぼを眺めながら電車に揺られている。 ベビーレッグウォーマー工場へ向かう途中、 電車の窓から見える雄大な景色。 その中に、ぽつり、ぽつりと現れる家。その端正なたたずまいが静寂のなかにリズムを作り出し、 いつも騒がしいキューズベリーの スタッフ一同も、このときばかりは全員無言。ひたすら窓の外を見つめ、心が静かに癒されていく 感覚を味わっているようだった。 目的の駅で降り立つと、花々のさわやかな香りと、チチチ・・・と鳴く鳥の声が心地いい。 初めて訪れた奈良の町は、穏やかでどこかなつかしく、やさしい気持ちになれる土地だった。 |
靴下村の靴下工場さん |
奈良県靴下村、200軒の靴下工場の町 「靴下工場の常務さんに迎えに来ていただき、車で靴下工場に向かう車中。窓の外に見とれるスタッフが、ある異変に気がついた。 「あれ?さっきから“靴下”と書いてある看板しか見あたらないよ。・・・というか、靴下以外の看板がないみたい」それを聞いて、運転中の常務さんが答えてくれる。「それでっか~!この辺は靴下屋だらけなんですわ」 「この辺ではね、靴下は買うもんじゃなくて、もらうもんなんよ」 「えええ!?そうなんですか!?」 そんな風習があったなんて思いもよらなかった。 奈良県、靴下村の靴下工場。現在、約200軒の靴下工場が存在してする。 ピーク時には、1300社もの靴下工場があったのだという。 |
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月に80万足の靴下を作りだす工場の 副社長(以下、副) 「もう創業60年になりますねん!」 キ 「えっ?全焼されたんですか?」 |
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| 突然の火事のお話に、スタッフ一同びっくり。 なんと、その火事では、200台もの機械と、 たくさんの靴下が焼けてしまったとのこと。 一旦火が消えたと思っても、 いろんな種類の生地を置いていたせいか、どこかしらで ぽっぽっぽっぽっと出火しつづけた工場。そんな火事に遭われても、大好きな靴下作りは、やめることなく継続してきたとのこと。 初対面の私たちに、明るく火事の話をする副社長さんに、靴下作りに対するプロの強さを感じた。 |
一つ一つ自分の手と目で厳しく確認 |
好奇心と体力!靴下一筋で60年以上 副社長さんと話をしていると、「あっどうもどうも!いつもお世話になってまんなー!」と、 元気がはじけるような大きな声で、今度は社長さんが顔を出す。 社長さんが、靴下作りと出会ったのは昭和23年。当時21歳のころ、 中国の満州から帰ってきて友人に誘われ、そこで1年7ヶ月ほど勉強し、 22歳で独立。若くから靴下づくりに取り組み、 靴下作り一筋のプロフェッショナルだ。 社長(以下、社)
「キューズベリーのスタッフさんは元気があってええですなー!」 |
初対面から冗談を交えた会話がはずみ、靴下のこと、
工場のこと、 物づくりのことなど、 この年齢で、コンピューターを使いこなし、 山登りを趣味にするエネルギッシュな社長さん。存在感のある方だった。 |
こだわりの道具!プロの技が光る |
靴下が大好き!83歳社長さんの夢 キ 「靴下が、お好きなんですね」 靴下が好き!物づくりが好き!この純粋な気持ちが、 |
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なにげない社長さんの一言が、同じく物づくりに励むキューズベリースタッフ一同の心に、 ずっしりと響いた。 どんなことがあってもそれをみじんにも感じさせない社長さんと副社長さんの明るさ、物づくりに取り組む 真っ正直な姿勢、大好きな靴下作りを、いつまでも楽しんでいる心。 この工場で作られるベビーレッグウォーマーを、自信をもってお客さまにご紹介したい!心から思った。 |
まごころの一品の出来上がり! |
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